さて、今回は我が愛車『フォルクスワーゲン ポロ』のいくつかある不満点の中で、ちょっと自分的に良くないなと感じた所について書いてみたいと思います。
非効率過ぎる冷却&吸気システム
近年の夏場の異常な暑さに伴い、非常に気になるのが車のエンジンルームの冷却システムですが、ポロは何故かエンジンルームに熱気が溜まるような非効率な冷却システムになっています。
まずはエンジンルームの写真です。
エアインテーク(エアクリーナー)がむき出しタイプに変更されている以外は純正です。
そして外からの空気の流れを書いてみるとこうなります。
外気はエアインテーク側からは一切入らず、エンジン側のグリルから入って、正面のラジエーターに当たった後に上部に抜けた空気だけが入ってきます。
吸気に至っては更に細いインレットダクトを渡ってからやっとフィルターに辿り着くという非効率極まりない構造になっています。
一体誰がこのような構造に設計したのでしょうか…。
思い起こせば初めて乗った時の第一印象が「この車、何か暑いな…。」でした。
ちょうど春先でエアコンはオフで外気循環にしていたのですが、エアコンの吹き出し口からエンジンルームの熱気が漏れてきて、車内がムシムシしていたのです。
初めてボンネットを開けた時もあまりの熱さにちょっと心配になりましたが、その時は「スポーツタイプのエンジンはこんなものなのかな…。」と半ば無理矢理自分に言い聞かせました。
熱対策を検討してみる!
エンジン側
夏場だけでも停車(風が当たっていない)時に閉じるフラップを取り外すくらいしか思いつきません…。
エアインテーク側
エンジン側同様にエアインテーク側のグリル上部の蓋とインレットに穴開け加工を施し、エアインテーク側からも外気を取り込めるようにする。
そうすると…
外気の入ってくるルートが増え、また抵抗が少なくなり、冷却と吸気の効率がかなりアップするはずです。
ゴルフ7は…
羨ましいことに実はゴルフには専用のチューニングパーツが販売されています!
VW ゴルフ7 / 7.5 パフォーマンス インレットスクープ・レッド/ECS製 GOLF7 GTI/R
インレットダクトは何と外部からの冷たい空気を流入させる吸気口の面積を285.6%に増大させ、レッドゾーン域の高回転時の吸気温度が約14℃低下する優れモノらしいです!!!
やりたいけど…
エンジンルームの異常な熱さを考えると今すぐにでもやりたいのですが、ダクトは純正部品に加工するのでやはりハードルが高い…。
失敗しても戻せるように程度の良い中古パーツを探したりはしているのですが、そもそも需要の少ないパーツなので見つからないんですよね…。
インレットスクープはポロにも取り付け可能なのですぐ出来るんですが、ダクトの加工も同時にやらないと意味がないのでとりあえず待ちです。
以上、今回は『フォルクスワーゲン ポロ』の非効率過ぎる冷却&吸気システムについて書いてみました。
では、また。
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